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戸賀温泉旅行記 - 温泉に行こう! 温泉宿.biz

雪の東北巡り【32】お上から習って小保内節が歌えるようになる(by ソフィさん)

戸賀温泉
2007年2月15日(木)

入道崎からしばらく海岸線を走って、今晩の宿「男鹿・戸賀温泉・帝水」に着いた時には、日はとっぷり暮れていた。

予定は15時45分〜16時30分に「水と入り日の宿帝水」着いて、ゆっくりすることになっていたから、ずいぶん遅れた。

吹雪と風は少し弱まったが、窓外では、岩礁に当たって夜目にも白く泡立つ日本海の海が、北の風土の厳しさを訴えて止まない。

しかし一日雪と風に悩まされたわれわれにとり、この宿の空気の暖かさは格別にうれしい。

1969年(昭和44年)昭和天皇がこの宿にお泊りになり、日本海に沈む夕日の美しさを歌にされたと言う。

早速温泉で温まり、ゆっくり杯を傾けながら海の幸に舌鼓を打って、旅の感動をはらわたの奥にまで伝える。

食後は、一階のサロンで、お上の独演会だった。
彼女は若いころ秋田で鍛えたらしく、三味線や唄が本格的だ。

最後に「小保内節」を所望し、秋田新幹線の中で歌えなかった部分を思い出す。
興に乗って、沢内甚句までも思い出そうとしたが、8割方の完成度で余韻を後日に残す。

写真が、
  • http://4travel.jp/traveler/katase/

  • にありますので、ご覧ください。

    【旅行時期】2007/02/15~2007/02/15
    【エリア】男鹿
    【テーマ】温泉・エステ・癒し
    【投稿者】ソフィ

    雪の東北巡り【31】各自の個性が光る60体のナマハゲ(by ソフィさん)

    戸賀温泉
    2007年2月15日(木)

    ナマハゲ伝承館の見事な演技にすっかり心が温められ、外に出たらもう暗闇が迫っていた。

    隣の真山(まやま)神社の灯りが、白い雪の中にポッカリ浮かんでいる。

    降り積もりつつある雪の階段をその真山神社に詣で、近くのなまはげ館に立ち寄れば、市内33箇所より集まった60体ものナマハゲが、いっせいに迎えてくれる。

    ナマハゲたちは一体ごと、夫々に趣向を凝らし、独自の感情を訴えようとしている。
    何かを語りかけて来ているが、いちいち応対する暇がないことは、残念だった。

    宿に入る前に、すっかり暗くなった入道崎に立ち寄る。

    北緯40度線上に位置するこの灯台は、白と黒の横縞模様がスマートで、吹雪の空にどっしり構えて存在感を示している。

    冬の夜の日本海の、迫り来る白い波頭は、何にも勝る最高の感動だ。

    海岸線をしばらく走って、今晩の宿「戸賀温泉帝水」に付いた。

    温泉宿の暖かい空気が、この一日の寒さを吹き飛ばして、暖かく包んでくれる。

    写真が、
  • http://4travel.jp/traveler/katase/

  • にありますので、ご覧ください。

    【旅行時期】2007/02/15~2007/02/15
    【エリア】男鹿
    【テーマ】
    【投稿者】ソフィ

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