2008年3月15日(土)、湯平温泉の散策を終えタクシーに乗り、JR久大本線・湯平駅へと向った。
湯平温泉・湯平駅間は、タクシー料金(片道)1,100円。
ー路線バスは2007年1月に廃止され、コミュニティバスが運行しているらしいが、便は少ない。ー
予約すれば、宿からの送迎もあるようだ。
1982年公開の寅さん映画「男はつらいよ花も嵐も寅次郎」は、この駅のプラットホームでもロケが行われている。
その時、渥美さんや、田中さんが腰掛けたベンチもホームに置かれてあった。
寅さんシリーズと言えば、昭和のイメージを代表するような映画だと思うが、その記念すべき第30回目のロケ地としてこの地が選ばれたのには、それだけの理由があるのだろう。
私が訪ねてみて大分で「昭和の町」と呼ぶに相応しいと考えるのは、この映画に登場する湯平や臼杵なのだが、最近やたら昭和を売り物にしたがる安直な町づくりが増えているように思えてならない。
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その方がいい画質で観る事が出来ます。
<花のクローズアップ写真は、随時新しい写真をアップしながら
http://akio-h.blog.ocn.ne.jp/blog/に展示中です。私の個展案内、新聞記事なども展示していますのでこちらも御覧下さい。>
菊畑公園から湯平温泉に戻り、散策を続けた。
この温泉地は、昭和34年に国民保養温泉地に指定されたらしい。
旅人や湯治客を和ませる、昔ながらの風情を程よく残した温泉地だと思える。
数軒の旅館や共同浴場が改築中だったが、どうか一時的なブーム、一部のミーハー旅行者達に媚びる事なく、昭和の面影を残し続けてほしい。
すぐ近くに全国的に有名な温泉地があるが、私としては迷う事なくこの地の方を勧める。
私はタレントショップが並び通俗化し、住民同士が自衛隊や米軍の演習、合併問題などでいがみ合い、ののしり合うような温泉地に心癒される事などないだろうと思う。
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