盛岡八幡平に南部美人の宵−2005年9月21日・北東北(岩手)−(by 香子さん)
雨も降りしきる中、
−ようこそ岩手県一関(いちのせき)へ。
わぁ 岩手県はいったぁ。
生まれて初めての未開の土地です。
ここからはいよいよ、北東北の麓となります。
一関は宿場町で、右手の太平洋側には民家もそれなりにあり、
左手の秋田奥羽山脈側は温泉と渓谷の宝庫です。
この辺りに宝の山が潜んでると思うんです。
雨だし絶景は次回におあずけです。
きっとまた小さい幸せ拾いに、
今は取りこぼしておくことにします。
別れの扉を閉めると次は必ず新しい出会いの門、
-ようこそ「平泉」
奥州藤原四代(清衛~基衛~秀衛~?)のミイラが平安の世から眠り、
近くには中尊寺金色堂や、黄金の砂金時代、
そして衣川(ころもがわ)古戦場など、
義経や弁慶ゆかりの土地です。
窓を開ければ、ススキと戦国の匂いでプンプンです♪
東北新幹線の脇で平行して縦断に流れる北上川の膝元に、
「前沢」が現れます。
前沢牛で有名で、
目の前に前沢牛メニューのラインナップ栄えてますが、
前沢家のベコ達は物価が高いので、
三陸めかぶワカメそばをちゅるちゅるススってます。
おっと、相撲が始まる時間になっちゃった。
相撲の応援はサボッて次はうどんの町「水沢」へ向かおう。
一瞬、全部方針転向して、
雫石の温泉露天風呂でも入ってちゃぷちゃぷ極楽漫遊記もい〜な〜
なんて、ふぅーっ、あぶない、
雨って人の心を試しますねー。
そこに青森がある限り、私を青森が待っている!
なかば思いこむ。
◇・ ◇・ ◇・ ◇・ ◇・ ◇・ ◇・ ◇・ ◇
すでに夕暮れ、
わんこそばと南部鉄器と宮澤賢治で有名な花巻温泉街を越え、
とうとう
-盛岡きちゃった!!
とうとう旅疲れしたっ!
一回全部忘れて身軽になっちゃえばいいじゃないさ。
雫石から田沢湖に小岩井農場ぶらぶら行けたかもしれないけど、
氷雨で微妙だし、十和田の宿あいてないし、
移動もたいがい飽きた。
今日これ以上がんばったら今日がつまんなくなる。
日帰り温泉も微妙にないょ。
わたしは気がついた。
中央に山脈が連なる土地の地形上、
大陸の真ん中に踏み行ってどっぷりハマるような、
案外簡単には周り辛い地形なんだと!
(なんかめんどくさ)
石川啄木の郷、盛岡でもう夜をのんびり過ごそう!
徒歩にて雫石川の橋を渡り、盛岡大通りを物色する。
栄えてるけどどことなくスタレてる。
お袋の味・南部地鶏の店 にトライ☆
南部地鶏焼鳥と銘酒南部美人にまったりポカーンと気抜く(^O^)
おふくろは居ません。
店員に、
「どっからきたんですか?」
どーして岩手めんこいっ娘ぢゃないってわがっだんだびぃ~
(`ヘ´)ぷぃ
「横浜から」と告げると、
驚きもせず(少しは驚いてくださぃょ、
少なく見積もっても10時間超はかかってるだから(-.-;)、
僕は関内の鳥よし店にいましたと。
あ、しってるー!
で、「戸塚の上永谷から来ました」と。
(ふ〜〜ん。 よく来たなー盛岡まで‥あえて言わない。)
十和田八幡平までどの位かかるか聞いてみたが、
戸塚出身だった。あゴメン..す
そしたら言わぬともパソコンを貸し出してきた。
親切だっ。
もはや南部美人を飲んじまってる時に、
まさかこんな最果ての地で、
PCを触ろうとは、ヒック、だるっ。
南部美人とPC‥‥絵的におかしな客ダ(∋_∈)
だがせっかくなので、そぅだ!方言でも調べてみよぉ〜☆ぱふっ
あのね=あのなっす
ありがとう=ありがどがんす
すんません=おもさげねぃっす
えっ!?=じゃっ!?
ねむたぃ=ねぶて~
あたしがねむたくなってきた。 ふぃ〜っ
調子づいて、たのんだ男鹿らーめんがっ、
おもいのほか、、 ん まずいっ(;_;)
小学校の時に、
菊名池公園プールサイドで食べた中華麺の味に似つかわしぃ。
マルちゃん麺づくりごまラー油風味の方が、
まだダシが利いてるかも~~ 嘆かわしぃ(T_T)
外は気温15℃ 指先冷えるー さっ寒い
今年はじめてヒーターを欲した(^_^;)
仕方かないからお湯でも沸かしてあったまろー!
盛岡の安宿で地方CMを堪能するといたしまふ♪
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